2019
11
Dec

think

未来に貢献できる家/理想の家

設計事務所を開設したころは、人の心を動かすような

強いデザインの建物を作りたいと思っていたけれど

そういう建物は色々なことを犠牲にしていることが多く

自分の目指す場所はここじゃないと思った。

しっかりとした性能(断熱、耐震、耐久性など)と

時代に左右されないシンプルなデザイン、

そこに自然を感じられる仕掛けがあれば

とても豊かだと思う。そこを目指していきたい。

特に最近は自然災害の被害が多く、十分な性能の確保は必須だ。

建物の断熱性能をできるだけ高めて、室内の快適さを高めつつ

空調や給湯のエネルギーを最小限にし、温室効果ガスをなるべく

出さない生活を広めたい。

日本は人口が減っているが、世界では人口が爆発的に増えている。

今までのようなエネルギーをたくさん使う生活を続ければ、

将来が破綻することが目に見えている。

小さな事務所だけど、ここから大きく変えていく必要がある。

 

性能だけの住宅では楽しくない。時間や使う人の個性を受け入れる

シンプルで素直なデザインがいいと思う。美術館のように作品を

引き立てつつ、建物も美しいのが理想。

 

あとは自然という絶対的な存在を感じられること。

それはどこまでも大きく、この上なく美しく、強く・・・。

生活は日常に追われ視野が狭くなりがちだけど、

自然(空、緑、太陽、風、雨、水・・・)が

生活の中にあれば気持ちにゆとりが生まれるし、豊かになれる。

 

最高の住宅を作り100年後もしっかり使えるようにしたい。

20年くらいで建て替えるようでは資源やエネルギーの無駄が

多すぎる。小さなところから大きく変えていきたい。

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