2020
3
Jan

断熱

窓の断熱性能

窓は光を採り入れたり、景色を眺めたりできるとても大切な

パーツですが、断熱という観点からすると大きな弱点となります。

断熱材の入った壁と窓との断熱性能の差はおおよそ4~8倍、

壁のほうが性能が高いです。

平成28年省エネ基準の仕様では

窓の熱貫流率3.49w/m2k、壁(断熱材)の熱貫流率0.45w/m2k

で7.7倍も窓のほうが熱を通しやすくなっています。

当事務所の標準仕様では

窓の熱貫流率1.27w/m2k、壁(断熱材)の熱貫流率0.22w/m2k

で5.7倍も窓のほうが熱を通しやすいです。

窓は本当に必要な個所に効果的に設ける必要があることが

よくわかります。

(熱貫流率は熱の伝えやすさを表し、数字が小さいほど断熱性が高い)

〇断熱性能について

コスト重視の量産住宅では平成28年省エネ基準相当の仕様

で作られていることが多いですが、室内環境は理想的とは言えず

廊下と居室の温度差、室内の上下間温度差があるため不快感が

残ります。不快感を空調で補うため省エネも難しくなります。

また断熱先進国の基準からははるかに低いため、将来通用しない

可能性が高いです。

当事務所では無暖房住宅などを手掛ける先端のメーカーやビルダーが

指標とする断熱性能を標準仕様とし、省エネで快適な空間を

提案しています。諸条件により異なりますが目標は

「小さなエアコン1台で家全体を快適な温度にする」です。

このような高性能住宅は災害時に外気から身を守るのにも役に立ちます。

本当にいいものを作り、100年先も見劣りせずしっかりと

使えるようにしたい。

 

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