2020
4
Feb

素材

木材の生産現場見学

埼玉県が主催する木材生産現場見学ツアーに参加してきました。

県産材により地産地消の建築を作っていきたいと考えていたので

とても良い機会に出会えました。

製材された柱はいつも見ていますが、山林で原木を見ると生き物であることを

改めて感じさせられる。食べ物のお肉と元の動物がつながらないように柱は柱、

木は木になってしまっている。落ちている葉の鮮やかさから生命力や力強さを感じる。

斜面から日を受けるために一直線に上へ延びる木々はとても美しかった。

原木を皮むきしたもの

丸太を四角い製材にカット。丸太の向きやサイズを計測して

正確にどんどん切っていく。

乾燥させた後の木の含水率を測定。木材の形や寸法が安定する

含水率かをチェック。これがとても大切で、乾燥していないもの

は建てた後に変形し、歪みやゆるみとなって構造的に問題となる。

木材の強度(ヤング係数)測定。構造計算で想定している強度を

有しているかを確認。

これらのチェックを受けて基準を満たしたもののみJASの認定品となる。

JAS認定材を使用することは義務ではないため、住宅では認定外の木材を

使って建てることがほとんどですが、田所事務所では品質を確保するために

JAS材を使っていきます。

公共の木造建築では間違いのないものを作るためにJAS材指定する自治体が増えている。

住宅も大切な家族と資産を守るために当然そうするべきだと思います。

なんとなく今までの慣習に流されるのではなく、確かなものを使っていく。

そういう意識が広がればJAS材が流通し、より良い住宅が増える。

良いものを作るために。

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