川口市の木造3階建て住宅、徐々に雰囲気が見えてきました。
サッシの額縁が付きました!
メーカー品の樹脂シートでラッピングしたものは使いません。
少しお金がかかりますが、質感もよく、形が自由に指定できるため
設計の意図を細部にまで反映することが出来ます。
そして何よりも最後には土にかえる素材です。これについては
今まで以上に強く意識して建築にかかわっていきます。
バルコニーの天井に水に強いレッドシダーの無垢材を張りました。
本物はやっぱりいい雰囲気を作ってくれます。
自然が作る表情が何よりもいい。
軒裏の木材が乾燥したいい状態を保つために換気口を
設けるのですが、既製品の換気口をつけると目立つので
板の継ぎ目に細いスリットを作りそこに防虫網をつけて
換気をしています。機能や性能をしっかり押さえつつ
それらをきれいに存在感を出さずに納めたい。
いい建物は細部がきれいに作られているはず。
そこを目指します。
ダクトレス熱交換換気扇が搬入されました!
24時間換気が義務付けられていますが、単純に外の空気を
どんどん取り込んでしまうと、夏は暑い空気が入って来るし
冬は冷たい空気が入ってきてしまう。
それでは快適さが損なわれるとともに、空調の負荷がかかり
エコじゃないです。
そこで、新鮮な空気を採り入れるときに温度だけ交換して
取り込む設備を設置します。