2022
24
Oct

未分類

「造作キッチン」(渡辺篤史の建もの探訪の詳細)

この家のためのキッチン。

リビングの内装と色味や素材を合わせ、施主の好きなタイルを張り、家族構成や間取りから最適な位置に配置されたキッチン。

キッチンの扉はラワン材と真鍮の取っ手で作られているが、それは各部屋の扉と同じ組み合わせとなっているため、全く違和感なく連続している。

キッチンの配置はそこで家事をしながら帰ってきた家族を迎え、リビングや庭で過ごす家族の様子を眺め、2階で過ごす家族の気配を吹抜けを通して感じるられるように配慮している。

そこに住む人のための家を、その場所における可能性を探し、丁寧に作っていきたい。常に豊かな場所を目指す。

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