
大判石調タイルと木目調タイルのバスルーム

間接照明によるライティング

大判タイルの採用により広がりを生み、また目地が少なくなるため清掃性にも配慮。

外壁塗装によりシンプルで上質な外観へ

緑の映える外観

BEFORE
さいたま市の戸建て住宅リノベーション。
浴室のデザインリノベーションと外壁塗装、内窓設置による断熱補強の設計をしました。
浴室のリノベーションはユニットバスへの交換が主流ですが、デザインの楽しさや魅力、情緒的な部分を大切にお考えのお施主様のおかげで在来工法による浴室のリノベーションをご提案させて頂きました。デザインはとても喜んで頂き、既製品や便利なものにはない大切なものを改めて実感させて頂きました。ただ、浴室は機能的な部分もとても大切であり、特に断熱はヒートショックにかかわる重要な性能なので、今回の工事では既存の薄い断熱材から高性能断熱材へすべて交換し、快適さ、安全性も向上させました。また床と壁のタイルは清掃性を考慮して目地がなるべく少なくなるように大判タイルを用いています。床のタイルは壁のタイルと統一できる質感、足ざわり、防滑性を満たす素材を探しリビエラのタイルを採用。照明はまぶしさを感じにくく、演出効果の高い間接照明を用いています。カウンターの部分は木のような質感のタイルを張り温かさを感じる空間にしています。
外壁の塗装は3パターンのシュミレーション画像を作成し、お好みの雰囲気を伺いながら色を決め、施工前にはカラーサンプルにより微妙な色味の調整をしてから塗装をしました。これによりイメージ通りの外観となりとても喜んで頂けました。選んで頂いた色は個人的にも一番おすすめだったのですが、理由として既存の家は窓がとても多く、サッシの色と外壁の色が異なることで外観がにぎやかになりすぎている感じがしていたので、サッシの色と近い外壁色とすることで外観の要素が減り、スッキリとした外観になると考えていたためです。塗装後の外観は想定通り、シンプルで美しい外観に仕上がったと思います。